はじめまして!
フルート・ピッコロ奏者の福原彩乃と申します。
オーケストラ・アンサンブル・ソロの演奏や、
レッスン・吹奏楽部のパート指導など関西を中心に活動しております。
わたしがフルートに惹かれたきっかけは、昔どこかで観たアニメ。
主人公がフルートで吹いていた名曲、アニー・ローリーが忘れられなくて、
子供心に憧れを抱いたことを今でも覚えています。
先に中学生になった姉が吹奏楽部に入り、はじめて演奏会を聞きに行った時には
「絶対にフルートでアニー・ローリーを吹きたい!」と決意を新たに。
念願かなってフルート担当になってから
わたしがフルートに魅了されるのに時間はかかりませんでした。
大学でフルートを専攻し、ヨーロッパへ修行にも行きました。
プロになってからは、どんどん勉強することが増えていきました。
でも一度も「もう十分だ」と思ったことがありません。
どれだけ練習しても、どれだけ演奏会を重ねても
どんどん知りたいことが増えていく楽器、それがフルートです。
本番前に緊張していたら、緊張がそのまま音になります。
演奏中に一瞬でも不安に思うと、不安がそのまま音になります。
でも、練習を続けて思考を重ねると、それがきちんと返ってくる。
「この曲のここが好き!」という気持ちも自然と音になって伝わっていく。
息がまっすぐ音になって、まるで自分が歌っているように空気を震わせる瞬間がある。
それがおもしろい。
フルートのおもしろいところはまだまだたくさん。
人によって音も演奏もちがう。
曲の解釈も練習方法もちがう。
そのひとだけが引き出せるフルートの魅力があるんです。
それがやっぱりおもしろい。
こんなにおもしろい楽器なので、
仲間が増えればいいな
フルートがもっと身近になればいいな
クラシックって楽しいと思ってくれる人が増えればいいな
そんな気持ちで、レッスンや演奏活動をしています。
みなさんのフルート生活を少しでも楽しくするお手伝いができれば幸いです。
福原 彩乃